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プラットフォーマーですら用いたくなる領域

何かしら「尖ったところ」にフォーカスし、プラットフォーマーですら用いたくなる領域を築いて勝負することになった。以下、2つの方向での勝負の仕方につきまして思ってみたい。

やっぱりここは、「ものづくりに長けているから」というだけで勝負出来る土俵ではなさそうです。「人工知能自体の価値で勝負する」方向では、たとえると大企業ITプレイヤーやGE、Siemensにみようかな、大掛かりに仲間とデータを囲い込むような仕組みを築き、自分のルールで全面乗っ取るプラットフォーマーが、切っての利益を享受出来る。

一口に「人工知能で勝負する」といっても、「人工知能自体の価値で勝負する(直接的に儲ける)」のと、「人工知能を使ってぼくのビジネスを進化させて勝負する(間接的に儲ける)」のとでは、その方法も実現性も異なってくる。こういう動きにおきましては、残念ながら日本は今のところ出遅れ感が否めない。

実在のところでは、「人工知能自体の価値」の勝負では出遅れているのです。製造業の範疇からは外れてしまうかもしれませんが、敢えて事例を挙げるなら、ツールバンクの動きは注目に値する。

感情認識ロボットPepperは、ベンチャー買収による事業化から始まり、仲間を巻き込んだ用途開発、IBMやグーグルとも提携した人工知能強化、そうしてアプリケーション流通の仕掛けづくりなど、良く練られましたプラットフォームビジネスみたいに見えます。一方で、プラットフォーマーによる全面支配をうまく逃れたり、土俵をずらしましたりして戦う方法そしたら、日本にも勝機はありそうです。